他のスタッフとチームを組んで、こうした問題に適確に対応できる人材が、今求められているのです。

病院だけとは限りません!選択肢広がる看護師の職場

病院だけとは限りません!選択肢広がる看護師の職場

保健管理センター

かつて「白衣の天使」と異名をとり、女の子が大人になったらやってみたいと思う人気の職業の1つが看護師でしたが、その天使もいまや人材不足という大きな社会問題を引き起こしています。
毎年大量の看護師を生み出し、大量に退職していってしまう理由の多くは結婚・出産に加えて体力への不安です。
看護師が不足している分だけ1人にかかってくる責任や激務、さらに退職者を量産させるという悪循環を繰り返し続けているにもかかわらず、未だに有効な手段が見つけられずにいます。
職場は病院やクリニックだけとは限りません。
体力に自信がないなら体力を必要以上に消耗しない職業に就けばいいのです。
実は企業からも福祉分野からも看護師は求められているのです。
そのうちの1つに大学の保健室という職場があります。
保健室といえば保健師さん専用の職場というイメージが強いのですが、ここ最近になって多様化する若者の悩みに対応できるような専門性が求められています。
その代表的なものがうつ病、そして引きこもり、対人とスムーズにコミュニケーションがとれないといった、メンタル面での問題です。
確かに職員を今から教育させるよりは、初めから医療関係者を引っ張り込んだ方が早道ですね。
対象は学生のみとは限りません。
教職員をも含めた健康管理や健康診断、感染予防指導、怪我および病気への対応、そして相談業務など、看護師が果たす役割は大変大きいものがあります。
もちろん、単独で、これらすべての責任を負うのではなく、産業医や心理カウンセラー、臨床心理士、そして保健師も含めて、チームを組んで学生、職員の健康管理にあたります。
特にメンタルヘルスケアとしての業務は重要です。
大学生が抱えるストレスは様々です。
その1つ1つに、時には姉のように、時には母親のように接しながら、それぞれの問題に適切に対応できるコミュニケーション力が求められています。
病院のように夜勤はむろんありませんし、立ちっぱなしと言うこともありません。
ですから体力に自信がないけれど、スムーズに学生らとの信頼関係を築くことはできると言う人に、ぜひオススメしたい業務です。
こうした業務は、大学以外の分野でも求められていますので、けっして特殊な業務ではありません。
ただ、ここが大学らしいと言えるのは、スポーツ関係のサークルで、怪我をして訪れてくる学生や、コンパなのでいっきのみを強要されて倒れる学生も多いので、そうした学生には、節制ある生活を心がけるように指導していく必要があります。
また様々なアルバイトを経て、感染症を大学内に持込んでこないように、健康指導と共に有効対策も検討していかなければなりません。
最も大変なのは、昔の若者と違い、現代の若者は精神的に大変ナイーブで、ストレスをためやすい精神力、すなわち成長の遅れを抱いて進学してくる学生も多いため、そうした学生1人1人に対しての個別相談を受けながら、アドバイスや受容をしていくといった業務です。
他のスタッフとチームを組んで、こうした問題に適確に対応できる人材が、今求められているのです。
検索(記事)
ブックマークする 共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright (C)2018 病院だけとは限りません!選択肢広がる看護師の職場.All rights reserved.